PROPOSAL

クラシックリサイタル企画

  • ダニエル・ゲーデ <ヴァイオリン>
    Daniel Gaede, Violin
    2025年8月来日予定

    1994~2001ウィーンフィルハーモニー管弦楽団・コンサートマスター
    2000~ニュルンベルグ音楽大学・教授

    1966年ハンブルグ生まれ。ベルリンでトーマス・ブランディス、スイスでマックス・ロシュタル、アメリカでジョセフ・ギンゴールドに師事。ロンドンの「カール・フレッシュ・コンクール」およびニューヨークの「アーティスト国際コンクール」で賞を受賞。

    1989年には、ベルリン芸術アカデミーより「ヨーゼフ・ヨアヒム賞」を授与。
    「ドイツ国民研究基金」および「アバド・ユーロピアン・ミュージシャン・トラスト」の奨学生でもある。国内外でソリストとして、フィルハーモニア管、ロンドン・シンフォニエッタ、ウィーン・フィル等とティルソン・トーマスやムーティの指揮で共演。1992年、ニューヨークのカーネギー・ホールでリサイタル・デビュー。1994年から2001年までウィーンフィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務め、2000年には新設のニュルンベルグ音楽大学の教授に任命された。

    室内楽奏者としても定期的に公演を行っており、ラジオ・テレビ出演も多い。殊にヴィオラのトーマス・ゼルディッツ、チェロのアンンドレアス・クレーガー(ともにベルリン国立歌劇場管弦楽団主席奏者)と結成した「ゲーデトリオ」は世界的な人気を誇っている。

    後進の指導、育成にも力を注ぎ、2011年から開催されている「若い芽の弦楽アンサンブルアカデミー in 軽井沢」で講師を務める。
    また2018年、2020年2度に渡り、世界の一流指導者が子供達に1週間のレッスンを行い、技術だけでなく心の変化まで呼び起こすNHKの人気番組、「奇跡のレッスン」に出演し、好評を博した。

    YEK 若い芽の弦楽アンサンブルアカデミー in 軽井沢 サイト
    PVK ピアノ&ヴァイオリン セミナー in 軽井沢 サイト

     
  • ウィーン・ニコライ・カルテット
    Vienna Nicolai String Quartet

    ウィーン・フィルのメンバーで構成されるカルテット。彼らは長年に亘り演奏を重ね、『ウィーン・ニコライ・カルテット』を結成。ウィーンにおいて、室内楽の最高の薫陶を受けた弦楽四重奏団である。ウィーン・フィルの公式行事にも出演し、その演奏は高い評価を受けている。

    彼らはウィーンを代表する弦楽四重奏団として、伝統を受け継ぎ、次の時代へと継承する重責に、使命感をもって取り組んでいる。名称の「ニコライ」はウィーンフィル創設者の名前にちなんでおり、ウィーンならではの室内楽を届けることへの使命感に溢れている。

    2018年秋に初来日。彼らの得意とするレパートリーは、古典・ロマン派であり、ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルト・ブラームスなど、ドイツ・オーストリアの王道作品である。

    ウィーン・ニコライ・カルテット特設サイト




  • ヘーデンボルク兄弟トリオ
    Hedenborg Trio
    2025年6月15日~23日来日予定

    世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。そこで、ヴァイオリニストとして活躍する、ヴィルフリード・和樹・ヘーデンボルク(長男)と、同楽団でチェリストとして活躍するベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(次男)。そして末弟のジュリアン・洋・ヘーデンボルク(三男)はピアニスト。これからの時代を担う、特別な兄弟トリオです。

    父はスウェーデン人(ヴァイオリニスト)、母は日本人(ピアニスト)という音楽一家。ザルツブルグで育った彼らの家には音楽が溢れ、彼らの室内楽は日常でもありました。そして、和樹・直樹ともにウィーン・フィルハーモニーの団員となり、今、まさにウィーンの伝統を担う演奏家として、活躍を続けています。

    彼らの母親は日本人。兄弟で話す時は「日本語」を話すほど、日本の文化、習慣に慣れ親しみ、愛着を持っています。演奏中に、日本語でトークする機会も設けることができます。彼らにしか表現できない、深淵なる室内楽を是非お楽しみください。


    コンサート情報

    ・2025年6月18日(水)19時開演
    「ヘーデンボルク・トリオ コンサート」
    会場:紀尾井ホール
    詳細は こちらからご確認ください
    【12月2日(月)チケット発売】

  • カルリス・ブコウスキー
    Kārlis Bukovskis
    2025年5月来日予定

    ラトビア出身21歳のピアニスト。ラトビア、リトアニア、エストニア、フランス、グルジア、アメリカ、ロシア、ウズベキスタンでのコンサートや音楽祭に参加し、プスコフ交響楽団、カウナス交響楽団、リトアニア国立交響楽団、ウズベキスタン国立交響楽団など様々なオーケストラと共演。数々の国際コンクールで優勝し、2014年と2016年にラトビア文化省賞を受賞。2023年夏、フォンテーヌブロー音楽美術学校の学生としてラヴェル賞で第1位を受賞。また、エリソ・ヴィルサラゼ (2019年)、レイフ・オヴェ・アンスネス(2020年)、ジョナサン・ビス(2022年)、ロバート・レヴァイン、ユジャ・ワン(2023年)などの権威あるマスタークラスにも参加。現在フィラデルフィアのカーティス音楽院でロバート・マクドナルド教授に師事。

  • マイケル・シャハム
    Michael Shaham
     

    現在20才。アメリカのカーティス音楽院を卒業後、演奏活動で世界を巡っている。

    イスラエルを代表するヴァイオリニストであるハガイ・シャルムを父に持ち、マイケルは音楽家一家の一員として、6 歳からヴァイオリンを演奏、ウィーンの国際フリッツ・クライスラー・コンクールで第 2 位を受賞。2023 年のモントリオール CMIMコンクールではファイナリスト。 2019年、ヴァイオリニストのヴァディム・グルズマンはマイケルにアルカディ・フォミン財団から奨学金を与えている。往年の名ヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリスと幼少期から深い親交がある。ソリストとしてヨーロッパの主要オーケストラと共演。

    現在使用楽器は、上野隆治財団とレア・ヴァイオリン・イン・コンソーシアム、アーティスト・アンド・ベネファクターズ・コラボレーションから貸与された、サンティーノ・ラヴァッツァ(1714年、ミラノ)